++ タンニングの豆知識 ++
●豆知識●
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タンニング・マシンってなに?
タンニングマシーンで元気になろう
欧米では健康の必須アイテム
たかが日光浴とバカにしないで
タンニングで生まれ変わった
紫外線(UVB)がビタミンD3を作る
紫外線UVBが免疫を強める
日焼け能力は肌質に左右されます
メラニンは天然のサンスクリーン
日焼けの仕組み
良い日焼けと、悪い日焼け
光線パワーとボデイリズム
 
1 タンニング・マシンってなに?
タンニング・マシンは別名、サンベッドといい、人工光線で肌をタンニング(日焼け)させる装置です。
サンベッドは本来、日照不足で生じるさまざまな体調不良の改善や体力の強化のためにヨーロッパで開発されたものです。 その人工光線は、地中海などの温暖なリゾート地の太陽光線をモデルに可視光線、赤外線、少量の紫外線を組み合わせて、もっとも健康的な太陽光線と同じ組成に作られています。
つまり、サンベッドの光線浴は人工の日光浴というわけです。
自然の太陽光線は、時間帯や天候、季節などで、光線の組成や強さが変動しますが
サンベッドの人工光線は常に一定であり、またインドアで利用できるので雨の日でも、夜でも、冬でも、快適に日光浴、タンニングすることが可能です。
サンベッドの光線には、肌をタンニングさせる紫外線A波と少量のB波が皮膚生理学的に安全な状態に配分されています。またサンベッドは、光線を浴びる時間を「自分の肌質」に合わせて設定できるので
真夏の太陽のようにヤケド日焼けすることがなく、安全にタンニングすることができます。
 

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タンニングマシーンで元気になろう

タンニングの光線浴には次のような生理作用があります。

1.光線が脳を刺激して、気持ちを明るく、前向きにします。
2.細胞の生理活動を活発にして、体のエネルギー効率を向上させます。
3.その結果、体力や運動能力を高めます。
4.ボディリズムの調整を助け、自律神経の乱れを改善します。
5.ホルモンの生成や分泌のコントロール機能を改善します。
6.カルシウムの吸収に欠かせないビタミンD(D3)を体内で生成させます。
7.その結果、カルシウムの吸収を助けます。
8.メラニン色素を生成させて、紫外線に対する皮膚の防衛機能を作ります。
9.皮膚の角質層を肥厚させて、皮膚の免疫機能を強化します。

●サンベッドの光線浴を続けていると、気持ちが前向きになり、自分に自信が生まれます。
  また体力が増し、容姿も魅力的になります。
●約20分の光線浴で、体が一日に必要とする太陽光と同じ量を得ることができます。

 
3 欧米では健康の必須アイテム

サンベッドの光線浴には…
体を目覚めさせる、気持ちを前向きにする、カルシウムの吸収を助ける、体力を強化する、ボディリズムを改善する、免疫力を強化する、皮膚の機能を強化する…などの、さまざまな作用があります。

ヨーロッパ諸国やアメリカでは、サンベッドはスパ(温泉を利用した健康総合施設)、スポーツジム、室内プール、サウナ、日焼けサロン、コスメティックサロン、リゾート施設などの多くの場所で、たくさんの人々に利用されています。 特に、スパには何十台ものサンベッドがあり、人々はサウナやプールの後に、裸で全身に光線を浴びています。
一方、日焼けサロンはフロリダや、カリフォルニア、イタリアなどの太陽の豊かな地域でも数多くみられます。褐色の肌色は強い太陽の日差しから肌の細胞を守る役目をします。 太陽の多い地域では、肌色を褐色(サンタン)にして、皮膚の防衛機能を強化する必要があります。
サンタンのためには、マシーンタンニングの方が太陽よりも安全で、なおかつ簡単です。
太陽の多い国で日焼けサロンが人気なのは、そんな理由からです。

 
4 たかが日光浴とバカにしないで

太陽には、生命を動かす力があります。
晴れた日には、気持ちが明るくなり、体も動きやすくなります。
逆に、曇りや雨の日が続くと、誰でも気持ちが暗くなります。
太陽の少ない冬の間は、気持ちも体もスッキリしません。
しかし、冬が終わり、暖かい春がくると、心も体もうきうきして新たに生命が始まったように感じます。
これは、太陽の光が体に大きな影響を及ぼしていることの証拠です。
身体には「活動と睡眠」を繰り返すボディリズム(生命の基本リズム)がありますが
これは毎日繰り返される「昼と夜」の太陽のサイクルによって作られたものです。
太陽の光はまた、生理活動を動かすさまざまなホルモンの生成や分泌、生体を守る免疫活動などにも深く関わっています。
そこで太陽光に当たらない生活を続けていると、睡眠不足やウツ病になりやすく、免疫力も低下し、自律神経やホルモンの分泌にも狂いが生じてきます。
また骨も弱くなり、神経の伝達力や体力も低下していきます。
欧米人は日光浴にとても熱心です。 カフェやレストランでも屋外の席が人気です。
太陽の恩恵を知っているので、日光浴が生活の中に習慣化しています。

 
5 タンニングで生まれ変わった

タンニングを続けているお客様の声です。

●日焼けしたら、自分が精悍に見える。
●パワフルで、健康的だね…といわれる。
●男らしくなった。
●気持ちが前向きに変わった。
●自分に自信ができた。
●カリスマ性が増した。
●性格が陽気になった。
●笑顔が良くなり、明るくなった…といわれる。
●目や歯の白さと肌色のコントラストで、表情がシャープになった。
●相手の信頼が増した。
●仕事にとてもプラスになっている。
●ファッションが映えるようになった。
●年より若くみられる。
●見るからに精力的ネ…といわれる。
●スリムに見える。
●女性にモテルようになった。
●また海外にいってきたの…ときかれる。
●体の調子がよくなった。
●風邪をひかなくなった。
●皮膚が丈夫になった。

 
6 紫外線(UVB)がビタミンD3を作る
ビタミンは生命活動に不可欠な物質です。その中のビタミンDの最も大切な源は紫外線B波(UVB)です。
UVBは皮膚に蓄えられたプロビタミン(前駆ビタミン)を活性ビタミンのD3に変化させる働きをします。

○ビタミンD3はカルシウムの吸収を促進
ビタミンD3は食物から摂取したカルシウムの体内吸収を促進させる働きをします。
カルシウムは、神経の伝達、細胞分裂、筋肉の収縮、グリコーゲン代謝などの生理活動に関わっています。

○カルシウム不足による骨破壊
体内のカルシウムイオンが不足すると、生命活動に必要なカルシウム量を維持するため、骨に蓄えられたカルシウムが溶かされて補充されます。その結果、骨のカルシウムが減り、骨はもろく、あるいは柔らかくなります。(骨粗しょう症・骨軟化症など)

○紫外線に当たらない生活を続けていると、体内でビタミンD3が生成できなくなり、体のカルシウムが不足することになります。

○日光の紫外線が少ない冬の間は、体内のビタミンD3は不足します。また、雲、衣類、建物などで紫外線がさえぎられると、さらにビタミンD3は作れなくなります。

★タンニング光線はUVBを含んでいるので、ビタミンD3の生成を促進させます。
 
7 紫外線UVBが免疫を強める
体の免疫力は免疫細胞の活性度に左右されます。紫外線B波(UVB)には、免疫細胞を活性化させて、免疫力
を強化する作用があります。

○UVBを含む照明を使用したら、風邪ひきが半減
ヨーロッパで行なわれた実験で、3500人の子供にUVBを含んだ光線を、秋と冬に12回照射したところ、インフルエンザが流行していたにもかかわらず、前年に比べて風邪を66%減少しました。
また、UVBの照射によって、体内の免疫細胞と白血球が約50%増加していることが分かりました。

○UVBが皮膚の免疫機能を改善
UVBが皮膚に浸透すると、細胞の代謝作用を促進し、皮膚が持っている免疫機能を高めます。
その結果、免疫不全によるアレルギーなどの皮膚疾患が改善されます。またUVBには、皮膚炎に付着した細菌を処理して、炎症の進行を抑える作用があります。
○紫外線に対する防衛機能を強化
UVBのエネルギーで皮膚の角質が丈夫になり、紫外線や寒さに対する防衛機能が強化されます。

○UVBの解毒作用
UVBの光化学作用により、血液中の有害物質が解毒されます。また、アルコールの分解も早めます。

★タンニング光線には免疫を強める作用があります。
 
8 日焼け能力は肌質に左右されます
タンニング能力(色素生成能力)には、肌質によって個人差があります。その個人差は4分類されます。
タンニング時間は自分の肌質に合わせてお選び下さい。

<肌質分類>

肌タイプ?J
肌の色が非常に白く、敏感肌。日光を浴びるといつも赤くヤケド日焼けしてしまう。
シミ、ソバカスができやすい。日光を浴びてもほとんど褐色になれない(メラニン色素が沈着しない)。
タンニング時間は非常に短い時間からスタートして、徐々にゆっくりと長くしていきます。

肌タイプ?K
肌の色が白く、少し敏感肌。日光を浴びるとヤケド日焼けするが、その後、わずかに褐色になる。
最初の数回はタンニング時間を短くし、徐々に長くします。

肌タイプ?L
肌色がいくぶん茶系。敏感肌ではない。日光を浴びても最初に軽いヤケド日焼けする程度。
数回の日光浴で肌色が褐色に変わる。
最初の数回以外は、通常のタンニング時間を設定できます。

肌タイプ?M
普段の肌色がこげ茶色。日光を浴びるとすぐに褐色になり、きれいな肌色に焼ける。そしてなかなかさめない。
日焼けに強い肌質で、通常のタンニング時間で問題ありません。

○このほかに、紫外線アレルギーや日光過敏症で、紫外線を浴びると常に炎症を起こす人がいます。
こうした体質の人には「タンニング」はおすすめできません。

○白い肌は、紫外線に対する防衛能力が低いので、強い日差しを浴びるとダメージを受けることになります。
 
9 メラニンは天然のサンスクリーン
紫外線のエネルギーは濃い色に反射・吸収される特性があります。そこで皮膚は紫外線を浴びると、メラニン色素を生成して、皮膚の表面を色素で覆い、肌色を褐色に変えます。つまり、紫外線に対する防衛機能を作るわけです。
メラニン色素は天然のサンスクリーンなのです。メラニン色素で吸収された紫外線のエネルギーは、熱として利用されます。

○紫外線と角質層の肥厚
皮膚の角質は体の内部を守る役目をしています。そこには大切な免疫の仕組みがあります。その仕組みが正常に機能するには、ある程度の組織の厚さが必要です。紫外線B波は角質層を肥厚させて皮膚の機能を強化する働きもします。角質の肥厚もまた、日光から皮膚を守る役目をします。

○角質の肥厚で防衛能力は2.5倍に
角質の肥厚は、皮膚により大きな安定性を与えます。肥厚した角質は、最初の日光浴の前と比較して、皮膚の防御能力を約2.5倍も増加させます。

○サンタンと角質の強化で紫外線への防衛力は10倍に強化されるメラニン色素の生成と角質の肥厚で、日光に対する皮膚の防衛能力は10倍以上も高くなります。
 
10 日焼けの仕組み
皮膚の「基底層」には、紫外線の入射で活性化する「メラノサイト」という細胞があります。紫外線B波のエネルギーを受けると、メラノサイトは貯蔵しているチロシンからメラニン色素(顆粒)を作り出します。作られたメラニン色素は、細胞の小さな触手を経由して、すぐ上にある胚細胞(ケラチノサイト)まで移動していきます。その後、そこにある細胞核のまわりに蓄えられます。そのメラニン色素が紫外線A波を浴びると、褐色になり日焼けの色を作るのです。

○メラニン色素の生成はUVBの働き
色素の生成に関与するのは、約300mm前後のUVBです。

○色素を褐色化させるのはUVAの働き
メラノサイトで作られた色素は、初めは薄いピンク色をしています。この色素はやがてUVAの働きによって酸化され、褐色に変わっていきます。色素の褐色化は主にUVAの働きです。

○メラニン色素の色が薄い段階では、皮膚の保護作用は少ししかありません。
 
11 良い日焼けと、悪い日焼け
日焼けには「サンタンニング」と「サンバーン」の2種類があります。
日本ではこの2つを区別することなく「日焼け」といっていますが、肌に与える影響はまったく違います。

○サンタンニング(小麦色の肌)
サンタンニングは皮膚が「褐色に色づいた状態」の日焼けをいいます。褐色の肌はメラニン色素によってもたらされます。メラニン色素は、紫外線が皮膚の深部に浸透するのを防いで、紫外線のエネルギーから、皮膚の細胞とそのDNA(遺伝子)を保護する役目をします。
上手にサンタンするには、初めは日差し(紫外線)の弱い時間帯を利用し、日差しの強い時には照射時間を短めにして、間隔を空けながら徐々に肌色を作っていきます。

○サンバーン(ヤケド日焼け)
サンバーンは皮膚が「ヤケド」した日焼けをいい、皮膚にマイナスな日焼けです。肌色が白く、角質の薄い人は、紫外線に対する皮膚の防衛能力が低いために、急に日焼けすると肌がヤケドして炎症を起こします。
ヤケドした表皮細胞は、やがて剥がれ落ちますが、サンバーンはシミの原因にもなります。
また炎症を起こしたままで、強い日差しを繰り返して浴びると、皮膚ガンのリスクが生じる恐れがあります。

○サンベットのタンニングは、安全にメラニン色素を生成して、また角質も強化します。

○褐色の肌は真っ白な肌に比べて、紫外線に対する皮膚の防衛能力10倍以上です。

○バカンスの前にあらかじめタンニングしておくと、太陽によるヤケド日焼けをしにくくなります。
 
12 光線パワーとボデイリズム
体にはボデイリズムがあります。そのリズムは自律神経システムに連動しています。
自律神経は交感神経と副交感神経の2つの機能に分かれ、体の器官や生命機能をコントロールしています。
交感神経は体を活動させる役目を、副交感神経は体を休ませたり、睡眠に誘う役目をします。

○太陽がボデイリズムをコントロールする
太陽の日照リズムや、光の強さ、光のスペクトルが、体の日周リズムや生体リズムに深く関わっています。
食物の摂取、水分の消費、体温、ホルモン分泌、排卵、その他の多くの基本機能が、太陽の影響下にあります。

○光の強さが自律神経を切り替える
光の刺激は目と皮膚の神経終末から脳に伝わり、脳で生理学的、生化学的な反応を引き出されます。
強い光が脳を刺激すると、神経伝達物質のセロトニンが分泌されて、自律神経が交感神経に切り替わり、意識と体が活動方向に導かれます。逆に、光が弱くなるとメラトニン(睡眠誘導物質)が分泌され、自律神経は副交感神経に切り替わり、意識と体は睡眠に導かれます。

○メラトニンの分泌量はセロトニンの分泌量に比例します。朝の目覚め時や日中に強い光を浴びると体の目覚めがよくなり、またそれに比例して、夜の睡眠も深くなります。

○朝と夕方の時間帯に、強い光線を毎日30分程度浴び続けるとウツ症状が改善していきます。

○時差ボケの調整にも強い光線の照射が効果的です。

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